5日目・イースター島3日目
後 編


お昼前にタクシーを頼んでいたので、お昼を食べ終わった2時半にはホテルに迎えに来てくれた。夕方6時くらいまでは観光ができそうだから、ラノララクとトンガリキだけでなく、アフ・ヴァイフやアフ・アカハンガも見られそう。がんばるぞ〜。


アフ・ヴァイフ再び


陽気な運ちゃんと、全く通じていないであろう会話をしながら、島の東の海岸線に向かう。

まずは、アフ・ヴァイフ。

相変わらず、モアイは倒れているけど、なんか、随分、昨日と印象違うぞ。

儀式を行っていたという丸いサークル(パイーナ)も、なんか、今日は、のどかに見える。
昨日はちょっとおどろおどろしかったんだけどね。

加えて、他の観光客は全くいない。独占状態(興奮)。




そして、アフの後ろに廻ると、こんな風景。

うわあお。
う・・海が綺麗だ〜〜〜!

青い空〜。青い海〜!!

お天気によって、こんなにこんなに印象が違うなんて。
遠くに見えるのは、オロンゴかなあ。

イ・・イースター島、景色もめちゃいいじゃないかっ。
ああ。晴れてよかった、晴れてよかった〜〜。




アフ・アカハンガ再び

続いて、運ちゃんにアフ・アカハンガに向かってもらう。
青い海を見ながら、あっという間に到着。

ここでも、相変わらずモアイが倒れてるんだけど、ん、なんか昨日と違うぞ。

お天気のせいで印象が違うのかと思ったけど、ふと目をやると、あっちにもモアイが倒れてるアフがあるじゃないか(きっと、どこにモアイがあるか分からないだろうけど、あるんですよ、左の方に)

そういえば、昨日、アカハンガには3つのアフがあると言っていたっけ。
どうやら、あっちに見えるのが昨日見学したアフみたいだ。




運ちゃんが、ゆっくり見ておいで〜〜と言ってくれている(らしい)ので、てくてく歩いてみることにした。

歩いてみると、結構、距離もある。
かなり大きな勢力をもった部族だったんだろうなあ、ここのアフを作った人たちは。

他の観光客がいないから、倒されているモアイもじっくりと見ることができました(喜)。

それにしても、凄い倒し方だよね。
この仰向けのモアイ、元々は近くに転がってるプカオをかぶってたんだろうなあ。
顔が綺麗なモアイだから、立派だったろうに・・。



ラノ・ララク再び
お天気がいいって、ほんとうにっ素晴らしいっ!

調子に乗って、お次はラノ・ララクだっ! 運ちゃんが身振り手振りで「お昼寝して、待ってるよ〜」と言ってくれているので、じっくり見るぞ。

ということで、駐車場から出発したものの、あれれ、昨日とはルートが違う?

昨日は猫がいるレストハウスからだったけど、明らかに道と方角が違うな。

でも、まあ、向こうにモアイがいっぱい見えるし・・・
・・・わかるかなあ、山肌に見える黒いぽちぽちは、みんなモアイなんですよ〜。

道がよくわかんないけど、ともかく、あのモアイ達を目指せばなんとかなるだろう。




ちょっと登っていったところで振り向いたら、はるか向こうにトンガリキが見える。

そういえば、昨日も雨の中、霞むトンガリキが見えたけど、そうか、晴れていると、こう見えるのか・・。

昨日は雨で、ラノ・ララクから周囲を見渡す余裕もなければ、実際、見ようにも霞んでいて見えなかったわけだけど、いやあ、ここからの景色は見事。

トンガリキの裏手の断崖や、小島が綺麗に見渡せる。あの断崖はモモコ族に追われたエエベ族が最後に立てこもったポイケ半島だろう。

視線を移せば、海岸線がはるかに続いているのが見える・・・。

タクシー奮発して大正解だよ。
ちょっと感動。うるうるうる。



トンガリキが見えたおかげで、位置関係も分かったし、もう、ここからはモアイ三昧。

昨日の、鬱憤をはらすぞ〜〜。

モアイだモアイだ〜〜!!


モアイが、ごろごろいる〜〜

昨日のラノ・ララクは雨に煙って、霧の中から次々にモアイが現れる感じだった。
よく言えば、幻想的だったんだけど、この海まで見渡せる景色の中で見るラノ・ララクは、やっぱりステキだ。そう、これが見たかったんだよ〜〜〜。
調子に乗って、ラノ・ララクの頂上まで登って火口湖を見ることにした。

昨日は雨で危険だから、ということで見られなかったんだもん。

道は昨日の雨で、かなり滑りやすくなっていたけど、なんとかかんとか頑張って頂上に。

う〜〜ん、火口湖自体は、まあ、こんなもんですか(笑)。

でも、この火口湖の右手にも、実はモアイがいくつもある。なんで、火口湖側にモアイがあるんだろう?



やっぱり、ラノ・ララクはイースター島観光のメイン。写真もずいぶんと撮ったので、アルバムというかレポートを作ってみました。興味のある方はどうぞ〜。
                                  ラノ・ララクのアルバムを見る
ということで、ラノ・ララクを満喫できました。ちょっと日が翳ってきたから、そろそろトンガリキに向おう。



アフ・トンガリキ再び

昨日は、雨で、ぐちょぐちょだった、トンガリキ。

昨日は、レンズも曇ってしまって、写真もろくに撮れなかったトンガリキ。

今日は、じっくり見るぞ〜〜。

ということで、まずは入口にある来日経験のあるモアイのところから撮ってみました〜。
15体のモアイが乗っているアフ・トンガリキの後ろに見えるのがポイケ半島。

これが、本来のトンガリキの姿なんだ(うるうる)。


日本の企業が修復・復元したというトンガリキ・・・。

チリ沖大地震の大津波で、ばらばらに破壊されたというモアイ達、今では、どこが修復されたのかも分からないくらいになっている。モアイの立つアフも、他のアフより、しっかりきっちり復元されている。日本人って、いい仕事するのね、って、ちょっと嬉しい。



それにしても15体立ち並ぶモアイ達は壮観だ。

アフの後ろに廻ると、モアイたちがラノ・ララクの方角を見てるのが分かる。何か意味があるのかなあ。

じっくり見て満足して帰ろうとしたら、運ちゃんが、すぐ近くにある岩絵のある場所に連れてきてくれた。
マケマケ神や魚のレリーフが彫られた岩がいくつもある。どうやら、ここで儀式をしたらしい。

そこから撮った写真が右。今日は馬が放牧されている・・。

ここの岩絵やら、トンガリキから見たラノ・ララクやらを別にまとめてみました。
興味のある方はどうぞ。                トンガリキのアルバムを見る


ああ。充実感。かなり昨日の鬱憤は晴れました。というか、考えようによっては雨のイースター島とお天気のイースター島の両方が見れたから、かえってよかったのかも。ツアーの時、晴れて、自由時間のときに雨だったら、きっと村で買物して終わっちゃうものね。

運ちゃんも陽気で親切だったし。ありがとうね。

ホテルに着いたのは6時過ぎ。実は、今日は9時から隣のホテルで始まるポリネシアン・ショーの前売り券を買っている。



ポリネシアン・ショー


ショーが始まるのは9時だし、最前席の前売り券を持ってはいるものの、時間前にいかないと席がなくなるかも、というので早めに出発。隣のホテルまで、真っ暗な道を歩いていく。

実は、それほど期待していなかったんだけど、着いてみると凄い人。立ち見の人たちがいっぱいいる。ひょっとして、凄いショーなのか?

時間通りに始まったショー。なんとなくイメージとしては、ハワイのフラダンスみたいなイメージ(見たことないけど)だったんだけど、どうしてどうして凄い迫力でした。

なんていうのかな、女の子たちは、やたらかわいいし、男性陣は、凄いど迫力なんですよ。
ジャンプしたりね、いやあ、前売り券25ドルだって言うから高いなあって思ってたんだけど、十分価値あり。宣伝しちゃう。イースター島に行ったら、絶対見たほうがいいよ〜。

ということで、なんか、今日は凄い充実した1日だったなあ。
明日は、イースター島最後の1日だけど、今日みたいにいいお天気でありますように。

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