3日目・グアテマラ市内観光
今日はグアテマラ市内観光をしてから、ホンジュラス国境近くに移動する予定。といっても、月曜日なのでグアテマラシティの博物館はお休み。結構、いい博物館だと聞いているので残念。だったら今日中にコパン遺跡に行ってしまえばいいのに、そうすれば日程も・・・まあ、ティカル終日観光が全てのツアーなので文句を言うのはやめよう。個人旅行する度胸がないのがいけないんだから。
ということで、まずはカテドラル。
スペイン植民地時代にできた街だから、ここも広場(ソカロ)に面して教会がある。
教会にかかっている垂れ幕はマリア様。
マリア様のお祭りが8月15日なんだって。祭りの準備がはじまってます。
この教会はなんかパルテノン風の柱とかあって、ちょっと風変わり。
特に内陣が変わってるかな。
ソカロを挟んでカテドラルの隣にあるのが国家宮殿。
写真では分かりにくいんだけど、緑色の天然石で建てられている。アクセントに黒い石が使われていて・・結構、渋くてお洒落である。
この建物、迎賓館としても機能するかっての政治の場である。
内戦の停戦合意もここで行われたんだそうで、そのときの机とかも展示されていた。
内部は、迎賓館として使われることもあって、かなり豪華だ。
入口近くには、マヤの時代からの壁画が描かれているし、ベネチアングラスのシャンデリアとか・・・シャンデリアにはケツァルもついてる。いいのかな、あんな貴重な鳥を剥製にして、とか気にはなるけど。
右は特にここの売りのステンドグラス。色々な美徳を表したものなのだそうだ。
綺麗だけど、ところどころ壊れている。
これも内戦の影響。
他にも建物の色んなところに破壊された後がある。銃弾が打ち込まれたりしてたわけだ。
首都の中央の政治の場にまで銃弾が飛び交っていたのかと思うと・・・それにしても、日本の人でグアテマラの内戦とか知ってる人ってどれだけいるんだろう。わたしも、海外旅行に行くまでは興味なかったなあ・・・。
なんか、こういう無関心がいけない気がする、とかちょっと真面目になったりもする。
この国家宮殿の中庭には右のようなモニュメントがある。
内戦の停戦合意の記念に作られたモニュメントで、二つの手は、両者が手を結ぶことの象徴・・というか、そんな感じ。
この手には白い薔薇が飾られている。
この薔薇は生花。
実は運よく、儀仗兵がこの薔薇を代えるセレモニーも見ることができた。
う〜ん。どうも真面目な話になりますなあ。
それにしても、海外に行くと、日本がいかに豊かで平和な国かを実感する。
変な話かもしれないけど。
続いては、グアテマラ大地図とかいうのを見に行ったのだが・・・
なのに、なんで、こんな写真か、というと・・・
こっちの方が面白かったから(笑)。
まあ、地図は地図なんですよ。
でね、地図の周囲がこんな観覧車なんかに占領されてるの。
これも、マリア様のお祭りの影響。
実は、この観覧車なんかは、みんな移動遊園地。
お祭りがあるというので、色んなところから来ているわけ。
この観覧車は怖いらしい。ベルトとかは簡単だし、座席はぶらんぶらんしていて安定悪そうだし・・・結構早く回るんだって、しかも、途中で回る方向がいきなり変わったりするんだって、更に、なかなか終わらないんだって(怖)。
他に屋台もいっぱい出ている。日本の夜祭の綿菓子あるでしょう?あれと同じのがあったよ。色も白と桃色。万国共通なのかな、綿菓子。、
これで本日の観光はおしまい。
あとは昼食をとって、ひたすら移動である。
で、また意味不明な右の写真だが・・・
これは、グアテマラのチキンのチェーン店。
いたるところにあるのだが、ここはグアテマラの人に言わせると、なんと、あのケンタッキーフライドチキンに勝ったところなのである。
ケンタッキーはグアテマラに進出したんだけど、こっちの方がおいしいので、結局、ケンタッキーは撤退した(?)とかしないとか。
それくらいおいしいんだって。
グアテマラで観光中、ここのチキンがおいしいという話を何度聞いたことか・・・実際、グアテマラ各地にあるしさ、この看板。
食べたい。食べたいよお。
バス止めて、買わしてくれ〜〜〜
しかし、願いは無視された・・うう。
時間がなかったからなのか、ほんとはそれほどおいしくないからなのかは不明。
この後、ランチをとって、バスはホンジュラスとの国境に近い町を目指す。いよいよ、高原地帯から別れ、暑い暑い場所への移動のはじまりである。
リオ・オンドという宿泊予定地についたのは夕方だけど・・・・確かに暑い。
雷が鳴っている。また、夜のうちに降るのかな。
明日からは遺跡三昧の日々。晴れて欲しいものだけど。
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