11日目・ネボ山とマダバ

早いもので、旅行も今日が最終日。
今日は、ペトラからアンマン空港に向かう途中の観光といっていい。

まず、ペトラのすぐそばにあるモーゼの泉というところによることになったのだが、泉といっても建物の中で、小さなお風呂みたい。ここらへんにはモーゼ関連の伝説がたくさんあって、モーゼが岩を杖でついたら泉がわいた、というのだけど、なんだか弘法大師伝説みたい。


      ネボ山

ペトラを後にして、最初に向かったのがネボ山。

モーゼ終焉の地である。
まさに、モーゼゆかりの地。

モーゼが出エジプトの後、120歳で、ここで亡くなった、というのだ。

このネボ山からは、天気がよければエルサレムが見えるそうだ。
わたしが行った日は、見えるような見えないような・・・霞んだ状態だった。

旧約聖書によれば、モーゼは結局、約束の地エルサレムに入ることはできず、エルサレムに入ることができたのは、モーゼから後を託されたヨシュアの時代。

このネボ山にはモーゼ記念教会が立ち、エルサレム側には左の十字架が立っている。





このモーゼ記念教会は、モザイクで有名。

モーゼゆかりの地ということで、昔から教会が建てられていたのだろう。
古代の教会の床や壁を飾ったモザイクが今でも残っている。

左のモザイクには、駱駝やシマウマ、ダチョウのような動物がたくさん描かれている。

他にも、色々なモザイクがあってみごと。





     マダバ
このあと、ネボ山に程近いマダバという町へ。

ここはモザイクで有名な町。

時間があれば、色々と回りたいところがあるのだが、残念ながら、この町で一番有名な聖ジョージ教会のみの観光に。

この聖ジョージ教会は、エルサレム・死海などが描かれているモザイクで有名。
わかりにくいけど、写真中央の黒っぽいのが死海。その手前の白っぽいのがエルサレム。


ということで、観光は終わり、あとは昼食を食べて、アンマン空港へ。
早かったな〜。凄い遺跡はいっぱいあるし、ベドウィンやら地元の人たち、面白いいい人多いし。いい旅行だったよ。

アンマン空港では、毎日新聞の記者の爆発物騒ぎがあって間もないことから、荷物検査は大変だったけど、豪華なエミレーツでドバイを経由して関空へ。
関空について、台風の影響でなかなか飛行機飛ばないで羽田に着いたのが1日遅れになったけど、乗ったタクシー(もう電車もバスもない)の運転手さんが、ばっくぱっカーでさ、話は楽しかったし。ほんと、最初から最後まで楽しかった♪

シリア・ヨルダン・レバノン古代旅行TOPに戻る

旅日記と遺跡レポートTOPに戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送