文明の十字路・ウズベキスタン紀行
仕事が忙しくて夏休みの予定が決まらない・・・もう、今年の夏はどこへも行けないのか、と諦めかけたところで、もぐりこめたのがこのツアー。
GWに敦煌行ったからシルクロード路線を続けてもいいかな、青のサマルカンドは1回は見たいし・・・・サマルカンドといえばティムールだっけか・・・・という軽いノリでお申し込み♪
だって、どこも行けないのだけは嫌なんだもん。

で、申し込んでから、慌ててお勉強。しかししかし、あまりに色んな国が生まれては消え・・・色んな民族が入り乱れ・・・。国の名前も、民族の名前も覚え切れません(汗)。
こりゃあ「文明の十字路」というのは、はったりではないや。こんなに少ない情報量(というか、覚えることが多すぎて頭に入らないのよ)で旅は楽しめるのだろうか・・・・。

おまけに、旧ソ連だね、ロシア語?と指摘され・・・ソ連崩壊時に独立した国々の一つだったということを思い出した。ロシア語ってハラショーしか知らんぞ(汗)。英語でさえ不自由なのに・・・。

まあ、なんとかなるだろう。

1日目

8月11日の成田空港・・・・イギリスでアメリカ行きの飛行機を狙ったテロ計画が発覚とかで、アメリカ行きの手荷物検査強化だかのアナウンスが頻繁に流れている。なんか、アメリカ方面はしっちゃかめっちゃかになっているみたいだ。

でも、ウズベキスタン行きはのどかなもの〜。

25分遅れではあったけど、トラブルもなく無事離陸。
飛行機はウズベキスタン航空。

実は当初はアシアナ航空を利用してソウル経由で飛ぶ予定だったんだけど、なぜか直前で変更。
後で知ったのだけど、韓国は今、ウズベキスタンブームなんだって。それで大混雑してて旅行社が席を取れなかったらしい。
ウズベキスタン航空は関空経由の直行便。関空で一度降りなくてはならないのがやっかいだけど、直行便というのはありがたい。

途中、富士山が、ばっちり見えました。
きれいだな〜〜。

あのね、本当は窓際の通路側の席だったんだけど窓際の席が空いてたんで、窓際の2席を独占することができたんですよ。
外は見えるし、広いし、快適なことこの上ない。
いやあ、運がいい。



関空で窓際の席の人が乗り込んでくるのかと思っていたら、なんと隣が空席のまま飛行機は関空を離陸。

ウズベキスタンまで約8時間のフライトで窓際の2席を使えるとは、なんとラッキーな♪
もう窓に張り付き状態(笑)。
途中、北京あたりから雲が出たんだけど、ウルムチの辺りから雲が切れ、乾いた大地が延々と眼下に広がる。

そして、しばらくしたところで見えてきた雪を頂く山脈。
地図からすると・・・天山山脈?

山の向こうに、大きな湖が見えてきた・・・写真ではよくわからないかな・・・山の向こうに青く霞んでるんだけど・・・。。
どうやら、イシク・クル湖みたいだ。
地球の歩き方によると「天山山脈の山ひだ深くに隠されている幻の湖」とか「中央アジアの真珠」と呼ばれる湖。
ちょっと感動。



イシク・クル湖は結構、長い間見えていた。東西180kというから凄い(琵琶湖の9倍だってさ)。
そして、更にしばらく行って緑が濃くなったところが、いよいよウズベキスタンである。

首都であるタシケント到着は日本時間21時10分。現地時間17時10分(時差4時間)。遅れをすっかり取り戻して定刻5分前に到着だ。結構やるじゃないか、ウズベキスタン・・・と思ったんだけど・・・・。

この後の入国手続きに2時間かかりました。

まあ、ウズベキスタンは外貨の持込とかがうるさくて、入国時の外貨と出国時の外貨をきちんと申告しないといけない(時々、帰国時に抜き打ちチェックがあって、数字が合わないと厄介なことになるらしい)とか、そういうこともあるんだろうけどさ、それ以前に窓口の人が、さすが旧ソ連。っていうカンジなのよ。どうやったら、あんなにとろとろ仕事をすることができるんだろう・・・。

入国手続きで、どっと疲れが出たものの、タシケントのホテル(旧シェラトン)に荷物を置いて、20時に食事に出た。

首都だというのに暗い。
空には星が見える。

着いたレストランは、川辺のお店で、緑の木々と電飾の飾り付けがキレイだ。やはり電飾されたテレビ塔が近くに見える。川から音がするので見てみると、なんと泳いでる人たちが何人もいる。
・・・・首都の川が泳げるのね・・凄い首都かも。

でも、川面をわたる風に吹かれながらのお食事というのはステキ。
しかも、実に、おいしかったです。
最初にサラダがいっぱいですんだよね。
で、お腹が一杯になったころに、スープが出て、その後がメインなの。
本日のメインは羊と豚(外国人向け?)の串焼きで、おかわりをしてしまったのは内緒だ。

入国手続きは腹が立ったけど、食事がおいしかったので、一挙にウズベキスタンの好感度UP。
明日からの観光が楽しみ。


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