デンダラ・ハトホル神殿


デンダラはルクソールの北、約60キロのところに位置する。ここには、クレオパトラのレリーフが残るハトホル神殿等がある。



ハトホル神殿は名前どおりハトホル女神に捧げられた神殿で、クレオパトラのレリーフが残ることからも分かるように、プトレマイオス朝時代の建造物である。
裏手には小さなイシス神殿もあるし、コプト教会なども隣接している。

右は、ちょっと離れたところから撮影した神殿全景。小さく見えるかもしれないが事実上3階建の結構大きな建造物。

この神殿、ほぼ完璧な保存状態なのだそうだ。
屋上にも小祠堂や神殿があるし、地下室もあって、かなり見どころは多い。


入口に近づくと大きさがわかる。下にいる人間が小さく見える。ハトホル女神の神殿だけあって、ハトホル女神の顔がついたハトホル柱も巨大だ(左下)。
右下は有名な、クレオパトラとシーザーとの間の息子カエサリオンのレリーフ。神殿の裏手に残っている。かなり巨大なレリーフだ。

内部に入ると、まず、ハトホル柱が林立する大列柱室がある。ここの天井はとても美しい。
天井が高いので、撮るのは大変だったのだけど・・・ここに来たら、ぜひ天井を仰いで見るべき。
右下は船に乗る神々。夜の星の運行を意味するのだろうか。
左下はハトホル女神の顔に、太陽の恵みが注がれている(?)。
このハトホル神殿の見どころのひとつに、屋上の小祠堂天井に描かれている「黄道十二宮」すなわち星座のレリーフがある。写真に撮るのは至難の業だけど、いいカメラを持っていれば可能かも。


それにしても、この神殿、内部は本当に暗い。

奥に進むにつれて、どんどんと暗くなってくる。

窓がないので、陽の光が入らないのだ。
階段とかには明かり取りの工夫もあるのだけど、それにしても暗い。

壁には、びっしりとレリーフが刻まれていて美しいのだけれど、この暗さはなんとかならないか。

よくいえば幻想的とか神秘的ということではあるけれど。


それにしても、昔はどうやって明るくしていたんだろう。
煤の後とかないのが不思議。



この神殿には地下室もある。
この地下室のレリーフが、また美しいというか不思議というか。

まずは、「美しい」ほうから。右下はホルス神。羽根とかのレリーフが実に細かくて美しい。
左下は、ハトホル女神なのだけれど、一説にはクレオパトラとも言われているもの。

おつぎは不思議系。いわゆる「とんでも本」には「古代の電球」を描いたものだと紹介されるレリーフ。たしかに、電球に見えないこともない。実際、なんなのか、これ。
右下の写真の右端の人物?だかは、頭が変だし(カエル?)。



ハトホル神殿の周囲には、コプト教会やローマ時代の誕生殿など、後の時代の建造物も多い。

すっかり破壊されてしまったものも多いが。

神殿のまわりには、破壊された建造物を飾っていたのであろう様々なレリーフが置かれている。



右は「べス神」という小人の姿をした神様。

音楽と舞踊の神らしいが、庶民に人気があった神様で、厄除けのお守りにもなったらしい。
なんともいえずユーモラス。





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