黄 龍
(2002.GW)

世界遺産(自然遺産)である黄龍は成都の北、松潘県にある玉翠山の麓にある湖沼群である。
九寨溝からも近く、セットで訪れることが多いと思うが、九寨溝から向かう場合、途中で雪宝頂(5588m)を眺めつつ、4400mの峠越えをすることになる。
黄龍の標高も入口で既に3080m、一番奥の五彩池は3552m。約500mを登りながら観光するわけだが、ほとんどが階段と覚悟した方がいい。当然、高山病で倒れる人も多い。
五彩池の美しさは素晴らしいので、行ったからには是非見たいところだが、体調に注意する必要があると思う(高山病の場合、治療としては標高の低いところに降りるしかないが、黄龍のホテルは標高が3000mだから、ホテルでゆっくり休むとしても、あまり体力の回復にはならない。酸素は売っているが・・無理をしないのが一番だと思う)。見学時間は4・5時間か。
駕籠かきも出ていたが、私が行った2002年当時で400元と高い上に、かなり荒っぽい運転(?)で、見ているだけでも結構コワイ。おそらく怪我をしたところで補償は期待できないと思われるから、利用するかどうかは自己責任で。



黄龍は石灰岩層に水が溜まって出来た大小の池が棚のように段々に重なっていることで有名だ。ただ、黄龍という名前は鍾乳石に似た黄色の岩が渓谷を曲がりくねっている姿が龍に似ているということころから来ているらしい。
私が行ったのは、GWだったが、正直、まだ凍っているところも多く、水量は十分ではなかった。上の地図の迎賓池あたりは完全に凍っていたし、途中の滝も水が一切なかった。どうやらベストシーズンは夏らしい。それでも、五彩池の美しさは素晴らしかったが・・。

盆景池から争艶彩池のあたり。


やっとたどりついた五彩池をめぐりながら・・


展望台から五彩池を見る



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